「自然派オーガニックスキンケア化粧品」の真実
市販の化粧品が腐るのを見たことがありますか?おそらく、ほとんどの人が「ない」と答えるでしょう。それは、市販の化粧品に化学薬品や合成添加物がたっぷり含まれているからです。栄養価が高く、人間にとって有益なものは、すぐに腐るものです。生卵、魚、果物などを常温で数日置いてみてください。すぐに腐ります。天然の産物が腐って土に戻るのは、自然の摂理です。
しかし、世間で「自然派オーガニック化粧品」として売られている商品を常温で10年保存しても、何も変わりません。本当に「自然派」でしょうか?私たちは本物の自然素材だけを使います。だから、教室で作った化粧品は常温で長期間置くと腐ります。これが自然の証です。
確かに、科学の力で薬や精油など有用なものが得られるのは事実ですし、その恩恵には感謝しています。
しかし、皮膚の健康を本当に守りたいなら、スキンケアは見直してみることが重要です。
しかし、お肌を休ませ、栄養を与えるスキンケアにおいては、科学に頼るのではなく、自然に頼るべきです。


メイクアップ化粧品はどうなのか
私たちは、肌と調和する自然なスキンケアを追求していますが、メイキャップの価値もまた尊重しています。メイキャップは自己表現の一つであり、生活に彩りを加える手段です。HERBAL HOUSEでは、メイキャップを否定するのではなく、ナチュラルで心地よい自分らしさを引き出すことを大切にしています
原材料
HERBAL HOUSEでは、原材料に徹底的にこだわっています。兵庫県多可町で育てられるジャパニーズラベンダーは、1300年の歴史を持つ杉原川の清らかな水で育まれています。この水には水神が宿っているとされ、地域ではその水神を祀る祭りも行われています。杉原川の水は植物に豊かな命を吹き込みます。
また、多可町の農家さんにお世話になりつつ、最近奈良で自ら畑を始めました。この畑は、歴史ある薬師寺と唐招提寺のすぐ横に位置しており、原材料へのこだわりと無添加の重要性を深く理解するために、自ら土に触れ、作物を育てています。
この地域には、鑑真がもたらした医学や薬草の知識が受け継がれており、現在もボランティア活動を通じてその伝統を守っています。この神秘的な環境で育つ作物は、自然の恵みを最大限に吸収しています。
私たちHERBAL HOUSEは、自然の力を信じ、その本質を感じることで、本物の美しさと健康を追求します。自然の恵みを最大限に活かし、皆さまに安心して使っていただけるものを提供いたします。


HERBAL HOUSEの哲学
肌は、もっとも小さな自然です。
その肌に触れるものこそ、命あるものであってほしい――
私たちは、そう願いながら植物と向き合い、製品をつくっています。
合成界面活性剤、石油由来のポリマー、人工の香料。
そうした「便宜」の名を借りた成分に、私たちは依存しません。
なぜなら、それらは肌を装っても、癒すことはないと考えるからです。
植物がもつ芳香や薬効は、人間の手でつくり変えられるものではなく、
ただ静かに、そのままに、受け取るものだと思うのです。
HERBAL HOUSEでは、自然の力を信じ、
その“本質”を、五感と経験で感じとることから、すべてを始めます。
植物を育て、摘み、蒸留し、肌に届ける。
その一連の過程は、単なる製造ではなく、
まるで詩を綴るような、祈りにも似た手仕事です。
私たちが扱うのは、「原料」ではなく「命」です。
それは、目に見えない微細な分子に宿る、植物の記憶であり、
手にすくいあげたとき、そっと香り立つ、自然からの贈りもの。
手を抜かないこと。ごまかさないこと。
人に媚びず、自然に従うこと。
それが、HERBAL HOUSEの哲学です。
そしてその哲学を、植物療法というかたちで
一人ひとりの肌へと、静かに届けていきます。